「地域の最大の課題となっていた
福山共有地の自治会への移管と
自治会の地縁法人化の実現」
地域の貴重な財産である福山共有地は、明治・大正時代の住民約150名の共有名義であり、管理を担ってきた西郡共有の会員の減少により管理が困難となり、所有権を自治会に移管し、管理を改善することが求められていました。しかし登記変更には膨大な人手と費用が予想されたため、放置されてきました。しかし平成27年4月1日に地方自治法が改正され、自治会が認可地縁団体になった場合には、不動産に係る登記の特例が適用され、共有地などを自治会に移管できることになり、西郡自治会では、下記の活動を行い共有地を自治会に移管し、長年地域に残されていた課題を解決しました。
1 西郡自治会と西郡共有の組織統合(平成30年4月総会)
地域住民の皆様の理解を得ることを目的に、自治会と共有を合併し、旧共有は 自治会の財産管理部会として活動し、共有地の管理と今後のあり方について検討しました。
2 西郡自治会の地縁法人化(平成31年4月総会)
自治会員の皆様の賛成により、自治会の地縁法人化を実現できました。
また、共有地の管理態勢の改善と共有地への理解を深める活動を行いました。
3 共有地などの所有権の自治会移管が完了(令和2年3月)
旧西郡共有が管理していた共有地やゴミステーション用地などの所有権の自治会への移管が完了しました。